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“ウナギ資源を守ろう”とする思い [うなぎネタ]

あきらめかけていたシラスウナギ(アンギラ・ジャポニカ種)漁が好調だ。

2009年のシラスウナギ漁から一気に急減、ここ4年間のシラスウナギ漁は減少の一途を辿り、昨年2月には環境省がニホンウナギをレッドリストに登録するなど、“資源枯渇か!?”など業界内外を根底から震撼させ、水産庁もウナギ資源管理に乗り出している。

そんな、業界内外が注目する、今シーズン、シラスウナギ漁(平成25年12月~平成26年4月末まで)は冒頭の様に、良い意味で“予想”を裏切り、順調な漁模様となっている。ただし、現時点ではあくまでも不漁だったこの4年間の水準を上回る、だけの話だ。

一般紙では早い段階で、『シラスウナギ豊漁の気配』『ウナギ稚魚価格、昨年の4分の1 漁獲量大幅増』と、書き立てるがまずは冷静に見守りたい。今後もウナギ資源に関しては日本はじめ、各国・地域(台湾、中国、韓国)で大切に守っていくことに変わりない。もちろん、“木を見て森を見ず”的な記事内容は是正するべきであり、一方で“豊漁ではない!”とその部分だけを上げ連ねて単なる批判するだけの人もどうかと思う。いかに、各分野の人たちが“ウナギ資源をいかに守っていくか”に全神経を集中し、まとまっていく必要がある。

ちなみに、これらのシラスウナギが成鰻(新仔)になって流通し始めるのは早くて5月頃だろうか。それまではこれまでと同様、ウナギの不足感は続くだろうし、気になる相場に関してもそれまでは目立った変化もないと思われ、やきもきする時間はまだまだ続きそうだ。

“資源管理“に話を戻そう。
漁模様は前述した様に順調だが、“とくに不漁だったここ4年間に比べて”、ということで一昔前の水準からすれば、まだまだ手放しで喜べない。そして来シーズンのシラスウナギ漁が良いかどうかもわからないからこそ、冷静にならないといけない。

静岡県三島市では、うなぎ 焼専門店のとある組織では、ウナギ資源保護の取り組みのひとつとして“天然ウナギを買わない、扱わない”としているところもある。また、静岡県浜松市では漁師さんのことを考え、天然ウナギを買い上げ、沖で放流する、といった取り組みも実際に行われている。

すでに愛知、宮崎、鹿児島主要産地では、そうした天然ウナギの漁獲制限、あるいはシラスウナギ漁の日数縮減など、資源管理について取り組んでいるところだ。

全員で“ウナギ資源を守ろう”とするその思いはやがて強大な力となる。扱った数が“少ないから”、“多いから”は関係無い。ウナギを扱った時点でみな同じ、“守ろう”という強い思いが大切になってくる。少しでもいいから、“ウナギ資源保護”に向けて前へ進んでいくしかない。

また、批判ばかりでは、責任転嫁ばかりでは、何も生まれない。誰しもが、“こうすれば、いいんじゃないか”、そんな思いで、世界に誇る、日本を代表する伝統食文化“うなぎ”を、日本人全員で大切に守っていければと思う。
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